ベガルタ仙台の守備を崩せず攻撃陣が不発。長崎は厳しい戦いとなった。
マッチ名 | J1昇格プレーオフ準決勝 V・ファーレン長崎 vs ベガルタ仙台 |
日時 | 12月1日日曜日 13時11分キックオフ |
場所 | ピーススタジアム(長崎ホーム) |
入場者数 | 20,001人 |
結果 | V・ファーレン長崎 1 – 4 ベガルタ仙台 |
J1昇格をかけた戦い。J2で3位の長崎が負けなしピーススタジアムのホーム戦で優位ではあったが、結果はベガルタ仙台の勝利。長崎左サイドからの攻撃を仙台が封じ得意の得点の形に持ち込めなかった。仙台はPKから先制。後半も点を重ね4得点。長崎は今シーズン仙台に勝てていなかった苦手意識が出たのか、J1昇格へのプレッシャーなのか、本来のサッカーができないまま試合終了。J1昇格は来年以降に持ち越しとなった。
前半支配率は長崎が高かったものの仙台の守りに決定的なチャンスが作れず無得点
左サイドからの攻撃の形がうまく作れなかった長崎
前半はヴァウド選手田中選手増山選手のDFラインでビルドアップをしながら、できれば左サイドの米田選手や笠柳選手へパスを出したかったが、エロン選手中島選手らのプレッシャーや郷家選手のマークなどでなかなかパスを出す事ができなかった。特に、田中選手がボール持った時はエロン選手がボールを取りにくる勢いでプレッシャーを掛けてきて、その間に米田選手には郷家選手がマークに行く。このパターンを徹底し仙台は長崎得意の左サイド攻撃を封じこめた。そんな中でもチャンスを作るのが長崎。前半5分、マテウス→エジカル→米田がペナルティエリア左まで持ち込む。
長崎ビルドアップもパスの出口が見つからず・・・
田中選手がボールを持つとエロン選手、ヴァウド選手がボールを持つと中島選手がしっかりとプレッシャーをかけてきて、なかなかパスが出せない状況がありました。
【前半18分】仙台の堅い守りの中でもチャンスを作り笠柳選手のシュートで終わる場面も
仙台の守りは堅かったが、仙台の攻撃を防いだ後の素早いトランジションで攻撃に転じカウンターで相手ゴールまで行きシュートで終わるシーンもあった。
【前半28分】プレッシャーから長崎の守備のミスを誘う。そこから仙台はPKのチャンスを得る
キーパーに対してのプレッシャーもかなり掛けていた。そこからパスコースを限定し、DFのミスを誘った。ゴール近くでの仙台スローインから最終的に仙台はPKを取得。先制点へつながった。
【前半41分】右サイドから持ち込み左サイドへ運ぶ作戦
前半41分、前線へパスを送るも攻めあぐねていた長崎は自陣ペナルティエリアまでボールを一時的に下げる事によって相手がプレッシャーを掛けてくる事を利用して中央にスペースを作り、そこを狙って右サイドにパスを通しマテウス選手が右サイドから中央へドリブルで持ち込みそのまま左サイドの米田選手へパス。そこから笠柳選手に繋がり左サイドからクロスを上げた。結果コーナーキックを得ることができた。
【前半46分】右サイドから決定的なチャンスを作るもゴールならず。前半終了
前半最後に右サイドから細かいパスで繋ぎ最後はエジガル選手のシュートで「入った!」と思ったがポスト右を通過。得点には至らず前半終了しました。
後半戦は近日中にアップします。お楽しみに。
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